新刊紹介:『アフェクトゥス—生の外側に触れる』(箭内匡 共編)

2021/03/21 8:19 に Tadashi YANAI が投稿   [ 2021/03/26 0:34 に 東京大学文化人類学研究室 さんが更新しました ]

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 本研究室スタッフの箭内匡が共編者として編集・執筆に関わった『アフェクトゥス—生の外側に触れる』(西井凉子・箭内匡編、京都大学学術出版会、453ページ、税込4400円)が、2020年12月に出版されました。

 箭内は「スピノザと「植物人類学」」と題する第1章を執筆しているほか、編者として、「はじめに」と「終章−アフェクトゥスとは何か」を共同執筆し、さらに第3章(V・クラパンザーノ著)の共訳も担当しました。また、本研究スタッフの名和克郎は「境界、動作、リズム―ビャンス及び周辺地域の「太鼓演奏」の諸相」という第8章の論考を寄せています。

 8名の人類学者による一連の興味深い論考に加え、日本画家の中村恭子による絵画とエッセイ、霊長類学者の黒田末寿氏による森の中の「共振とうなり」についての考察、郡司ペギオ幸夫による「外部」をめぐる数理的考察、近藤和敬による力強い哲学的エッセイなど、様々な色合いで、かつ力強い、珠玉の論考が結集した論文集になっており、また中村氏の絵を多く使ったブックデザインも独自のものです。関心を持っていただけましたら幸いです。

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